薮内正幸とは

アニマルアート

薮内正幸とは

薮内正幸(1940〜2000年)という画家さん、名前は知らずともどこかで必ず薮内さんの作品を目にしたことがあると思います。
たぶん…目にしたことがないという人はほとんどいないのではないでしょうか…

薮内さんは動物絵画の第一人者です。
これは国内外問わず、世界の第一人者として数多くの作品を残しています。
代表例としては『広辞苑』の挿絵、鳥や動物などは薮内さんが描いたものです。
他に有名なのはサントリーの愛鳥キャンペーン広告、これで薮内さんの存在を知った方も多いはずです。
ただ、その作品数は膨大な量でして、小学館の図鑑などなど、この動物は全て薮内さんの作品なんです。
つまり、気にはしていなくとも必ず目にしていた絵画であるということなんですね。

薮内さんは19歳の時に上京し、福音館書店編集部に入社。
国立科学博物館に通いながら、今泉吉典博士の指導の下、動物の骨格標本や剥製をスケッチに明け暮れたとのこと。

その才能を買われた薮内さんは出版会にデビューし、ここからは動物絵画の職人として数多くの作品を残しました。

特徴としてはとにかくリアルであること。
しかしそのリアルさに対して恐さは一切なく、愛らしさすら感じる時もあります。
このリアルさというのは、動物の骨の仕組みがどうなっているか。
更には動物の体内構造がどうなっているか。
これらの事を理解して初めて生々しい、生きたような動物画が描けると指導を受けたらしいです。

薮内さんの描く動物がリアルだというのはこの為です。
更に言えば、そこまで理解した薮内さんの動物へ対する愛情が、愛らしさに繋がっているのかもしれません。